現代医療は年々進化しており、昔は入院を伴っていた手術も、今では日帰りで治療をおこなうことができるようになってきました。その最も大きなポイントは麻酔です。全身麻酔をすると、身体に負担がかかるだけでなく、その日のうちに帰宅することが困難になるため、入院を余儀なくされていました。しかし、入院をするとなるとその準備・精神的ストレス・費用・仕事や家事ができないなど、様々な負担が発生します。全身麻酔後にはトイレに行けないため、尿管にカテーテルを入れる必要もあります。患者さんの中には、手術そのものよりも、尿管カテーテルの方が苦痛だったと言う方もいるくらいです。
当院の院長は、アメリカで様々な臨床経験を積み、その中で先進的な日帰り手術の方法についても学び、後に日本で実践してきました。もちろん、日帰り手術にすることで治療内容が悪い意味で簡略化されたりすることはありません。むしろ、より高い治療成果を少ない負担で実現することができるようになりました。長年に渡る技術の研鑽と積み重ねた経験、そして新しい治療方法を取り入れることによって、ラクに苦痛なく、そしてしっかりと成果の出る日帰り手術をおこなっております。
※なお、入院をご希望の方や、安全にお帰りいただくのが困難だと判断した方は、当院内にある入院設備で翌日までお過ごしいただくことも可能です。